サフラン山本の極上ととのい飯

サウナと美味い飯をこよなく愛する27歳限界社会人。仕事の合間に巡ったサウナと飯屋をゆるく紹介していきます。

【名古屋サ飯】新進気鋭の金ピカサウナ×古き良き卵とじラーメンで優勝!仕事終わり黄金ルート

  • 訪問日:2026年5月19日(火曜日)
  • エリア:名古屋市中村区・太閤通駅周辺

🧖 SAUNA|ナゴヤサウナ

基本情報

施設名 ナゴヤサウナ
住所 愛知県名古屋市中村区太閤通6丁目86-3
アクセス バス停「大門通」より徒歩1分
営業時間 日・月   8:00 〜 25:00
火・水・木 10:00 〜 25:00
金・土   8:00 〜 27:00
祝前日   〜 27:00
祝日    8:00 〜
定休日 年中無休
料金

平日:1,150円 / 土日祝:1,200円

公式サイト    リンク

 

 

名古屋らしい全力の金ピカが出迎える、コスパ破格のサウナ専門店。

店を見つけた瞬間、思わず声が出た。「金ピカ……??」。外壁から内装まで、名古屋の「派手にやる」精神が一切の妥協なく貫かれている。しかもサウナの受付の手前に、天むすの名店「どころけしき」監修の食事処が構えているという、なんとも名古屋らしい構成だ。サウナに来たのか飯を食いに来たのか、一瞬わからなくなる。

 

料金と基本システム

平日19時までの来店なら、75分1,500円。これだけでも十分安いのに、グレープフルーツとレモンを浮かべたデトックスウォーターとほうじ茶の飲み放題が含まれ、専用タンブラーまで手渡される。

 

 

サウナ専門店でこの価格帯は、正直ちょっと信じられなかった。唯一の誤算はレンタルタオルが有料だったことで、タオルを持参すれば完璧だ。

 

サウナ室:2種類の異なる世界

サウナ室は「交流浴サウナ室」と「黙浴サウナ室」の2種類が用意されている。

交流浴サウナ室は、入った瞬間に思わず「おっ」と声が出た。円形に並んだ座席、中央に鎮座する巨大なサウナストーブ、そして15分おきに発動するオートロウリュ。蒸気が放たれると温度が一気に駆け上がり、体中から汗が噴き出す。ライブ会場の熱狂に近い、あの「みんなで同じ熱を浴びている」感覚だ。見た目にも興奮できるサウナは、なかなかない。

一方、黙浴サウナ室ではセルフロウリュができる。自分のペースで蒸気を足せる静かな空間は、交流浴とは打って変わって、自分の内側に向き合う時間をくれる。

 

水風呂と外気浴

水風呂は少し浅い。肩まで一気にザブンと沈む、あの瞬間の没入感こそが水風呂の醍醐味だと思っているのだが、それができない。体の切り替わりが、半分くらいしか起きない感じがした。

外気浴は、屋上のルーフトップが舞台だ。様々な種類のととのい椅子と観葉植物が並ぶ空間で、夕暮れどきの広い空を眺めながら風に当たれる。ビルの谷間にこんな場所が突然現れるとは思っていなかった。思いのほか、心が緩んだ。

ただ、屋上に出るにはハーフパンツへの着替えが必要で、サウナ→水風呂→外気浴という黄金の流れが、その一手間で途切れてしまう。あの開放的な空間は本物だっただけに、動線のもったいなさが残った。

 

正直に言う。整えなかった。

根本的な問題は、狭さと騒音だ。雑居ビルの限られたスペースに詰め込んだ造りで、スタッフの行き来も多く、落ち着ける空間がなかなか確保できない。「整う」には、一定の静けさと広さがどうしても要る。それが、ここには根本的に足りなかった。

一番堪えたのは音だった。黙浴を明確に推奨していないため、あちこちで会話が飛び交う。しかも黙浴サウナ室の防音がほぼ機能しておらず、外の話し声が筒抜けで入ってくる。精神的に消耗した状態で来ると、これはじわじわと、気づかないうちに堪える。

 

こんな人におすすめ/おすすめしない

友人と賑やかにサウナを楽しみたい人、とにかくコスパ重視の人、名古屋らしい個性的な空間を体験したい人には、間違いなくおすすめできる。オートロウリュの発汗力は本物だし、あの価格帯でこれだけのコンテンツが揃っていれば、満足度は高いはずだ。

一方、静寂の中でじっくり整いたい人、ひとりで内側に向き合いたい人には、少し合わないかもしれない。サウナに何を求めるか——その答え次第で、評価が180度変わる店だと思う。

 


🍽️ MESHI|萬珍軒 

基本情報

店名 萬珍軒
ジャンル ラーメン・中華
住所 愛知県名古屋市中村区太閤通4-38
アクセス 太閤通駅より徒歩4分
営業時間

月・火・水・木・祝日 17:00 - 01:00

金・土・祝前日    17:00 - 01:30

(日曜定休日)

予算 ¥1,000〜¥2,000 / 人
予約 不可

 

 

名古屋に来たなら、ここだけは外せない。卵とじラーメン、唯一無二。

記帳制で、訪れたときには3組ほど先客がいた。名前を書いて、店前でしばし待つ。風情ある看板を眺めながら5分ほど。

 

頼んだもの:「卵とじラーメン」「餃子」「ナス飯」

 

ナス飯は、甘めの麻婆茄子を白飯に乗せたもので、とろみが尋常じゃない。細かく刻まれたナスがたっぷりと入り、その甘みがじんわりと口の中に広がる。ひき肉もゴロゴロと存在感があり、食べ応えも十分だ。疲れた体に、甘くてとろりとしたものが染みる。これは理にかなっている。

 

 

餃子は一口サイズで、野菜の旨みがギュッと凝縮されている。あっさりしているのに、噛むたびに味が出てくる。主役を食べる前の助走として、完璧な仕事をしていた。

 

卵とじラーメン:これが食べたくて名古屋に来てもいい

そして、真打ち登場。

スープが来た瞬間、湯気と一緒に卵の香りがふわっと広がる。一口すすると、卵のまろやかさ、醤油のキレ、スープの深いコクが——三つが同時にやってきた。「玉子あんかけラーメン」と「醤油ラーメン」のいいとこどりと言えば近いが、それより深い。このスープには、優しさと強さが同居している。

 

 

細めのちぢれ麺が、とろりとした卵あんかけをこれでもかと絡め取る。麺とスープの相性がここまで必然に感じられるのは、長い年月をかけて辿り着いたバランスだからだと思う。一口食べるたびに「なるほど、これか」と納得させられる。

 

 

気づいたら替え玉を頼んでいた。ナス飯も餃子も頼んでいるのに。胃袋が正直すぎる。でも、それくらいのスープだった。

 

名古屋めしとしての立ち位置

名古屋グルメといえば、味噌カツ・ひつまぶし・手羽先が観光客向けの定番として挙がる。でも地元の人間が愛し続けてきた、もう少し深いところにある名古屋の味——その筆頭がこの卵とじラーメンだと思う。派手さはない。でも一度食べると、また食べたくなる。そういう種類の「うまさ」だ。

名古屋に来る機会があるなら、ぜひ啜ってみてほしい。

 


📝 今日のまとめ

今日は仕事終わりに、サウナと夕飯をはしごした。
ナゴヤサウナは、コスパと個性という点では間違いなく優秀だ。オートロウリュの発汗力は本物で、ルーフトップの外気浴エリアも悪くない。ただ、静かに整いたい人には少し騒がしい。賑やかにサウナを楽しみたい人向けの店だと思う。


萬珍軒の卵とじラーメンは、一度食べる価値がある。卵のまろやかさと醤油のキレが同居した、他では食べられない一杯だ。ナス飯と餃子も頼んで正解だった。記帳して待つ価値は、十分にある。


サウナで汗を流して、うまいものを食べる。

シンプルだが、いい一日だった。

 


最後まで読んでいただきありがとうございます!
気になった方は「スター」やコメントで教えてください🔥

 

サウナで空っぽにした身体に、家系ラーメンを流し込む休日。── 上星川 満天の湯×寿々喜家

  • 訪問日:2026年4月30日(木曜日)
  • エリア:横浜市・上星川駅周辺

🧖 SAUNA|天然温泉 満天の湯

基本情報

施設名 天然温泉 満天の湯
住所 神奈川県横浜市保土ケ谷区上星川3丁目1-1
アクセス 相鉄線 上星川駅 北口より徒歩1分
営業時間 6:00〜25:00
定休日 不定休
料金

平日:1,150円 / 土日祝:1,200円

公式サイト   リンク

相鉄線「上星川駅」北口を降りて徒歩わずか1分。階段を登った先に現れるのは、江戸時代の日本を思わせる風情ある佇まいの建物だ。ニフティ温泉ランキングで毎年上位をキープし続ける『天然温泉 満天の湯』は、その外観だけで施設への本気度が伝わってくる。実際に浴場へ足を踏み入れると、スーパー銭湯の枠組みをはるかに超えた、温浴体験の奥深さがある。


攻めのラインナップ ── ハーブ湯・炭酸風呂・電気風呂が揃う

浴場に入ると、かわり湯(ハーブ)・高濃度炭酸風呂・電気風呂・各種ジェットバスと、バリエーション豊かな湯が一堂に会している。どこから攻めるか迷う贅沢が、最初から用意されている。

ハーブのかわり湯

有効成分が身体の芯までじんわり浸透。凝り固まった筋肉をほぐし、鼻腔を抜けるハーブの香りが日々のストレスを遠ざける。

高濃度炭酸風呂

細かな気泡が全身を包み、血行促進を促す。長湯でじっくり効かせたい一湯。

電気風呂

微電流が筋肉を刺激し、疲労回復に効果的。強度は座る位置で調整可能。

各種ジェットバス

水流が肩・腰・足裏などの疲れたポイントをピンポイントでほぐしてくれる。

特筆すべきは、スタッフが浴槽へフレッシュなハーブの煮出し汁を追加投入してくれるサービスだ。香りの濃度が一気に跳ね上がり、浴場全体がアロマに包まれる。人の手が加わることで温泉が「生きる」——その体験は、施設の温浴への真摯な姿勢を如実に示している。


湯の楽園 ── 和漢炭酸泉を筆頭に五種が揃う

満天の湯の真骨頂は、開放感抜群の露天エリアにある。岩風呂・電気風呂・シルク風呂・壺湯・寝湯と、個性の異なる五種が並ぶ。

岩風呂
電気風呂
シルク風呂
壺湯
寝湯

中でも圧倒的な存在感を放つのが「和漢炭酸泉」だ。炭酸のシュワシュワとした刺激と、厳選生薬エキスの奥深い香りが絶妙に共存する、ハイブリッドの至高湯。炭酸が毛穴から全身へと染み渡りながら、生薬の有効成分が内側から身体を整えていく。単なる炭酸泉の枠では到底語れない、独自の体験がここにある。


タワーサウナ × スチーム塩サウナ ── 二本柱で全方位をカバー

サウナは「タワーサウナ」と「スチーム塩サウナ」の二本柱構成で、どちらも本格的なクオリティを誇る。

タワーサウナはその名の通り縦に高い構造で、上段に行くほど温度が上昇する。最上段に座ると、熱量が全身を包み込む感覚が明確に増す。そこに絶妙なタイミングで押し寄せるオートロウリュ。室内の湿度が一気に引き上げられ、乾式サウナとはひと味異なる、じわじわと深く浸透する発汗が始まる。

スチーム塩サウナは、蒸気と塩の相乗効果で美肌効果が期待できる。タワーサウナで強く攻めたあと、こちらでマイルドに仕上げる二段構えが効果的だ。サウナ専門施設に引けを取らない設備と熱量は、スーパー銭湯の概念を軽々と超えてくる。

水風呂でしっかりクールダウンした後は、露天デッキのチェアへ。肌を撫でる冷たい外気の中で空を仰ぐ——都会の喧騒のすぐそばにいるはずなのに、ここだけは時が止まったように静かだ。「ととのい」の質と深度において、満天の湯は確かに上位クラスだと確信した。

総評

個性豊かな内湯・五種揃う露天・本格二本立てサウナ・スタッフによる手厚いサービス——すべての要素において、スーパー銭湯の水準を大きく上回っている。ニフティ温泉ランキング上位常連という評価は、訪れれば一浴で納得できる。横浜エリアで「本物の温浴体験」を求めるなら、満天の湯は外せない一軒だ。


🍽️ MESHI|寿々喜家 本店 

基本情報

店名 寿々喜家 本店 
ジャンル ラーメン(家系)
住所 神奈川県横浜市保土ケ谷区上星川2-3-1 1F
アクセス 相鉄線 上星川駅 北口より徒歩10分
営業時間

月・木・金・土・日・祝日
11:00~21:00


11:00~17:00


定休日

 

■ 定休日
水曜、第3木曜

予算 ¥1,000〜¥1,500 / 人
予約 不可

 

家系ラーメン界でNo.1との呼び声も高い『寿々喜家』。16時頃から並び始め、入店まで約1時間半を要した。その待ち時間さえも、この一杯への期待を高める助走と捉えれば苦にならない——そう思わせるだけの実力が、確かにある。

ラーメン中+ライス

お好み:麺かため・油普通・味普通

¥1,000

スープベース

豚骨 × 鶏ガラ

タレ

醤油カエシ

鶏油(チーユ)

酒井製麺 平打ち中太麺


「おだやか」の奥に、どこまでも続く旨み

レンゲでスープをひとすくいし、口に運ぶ。第一印象は意外なほど「おだやか」だ。豚骨と鶏ガラを丁寧に炊き出した旨みが、驚くほどまろやかに抽出されており、刺激よりも包容力を感じさせる立ち上がりである。

しかし飲み込んだ後に、このスープの本質が姿を現す。余韻として残る旨みの層が、喉の奥から胸にかけてじわじわと広がり、いつまでも消えない。「深い」という形容がこれほど的確に当てはまるスープは、そうあるものではない。

醤油のカエシは主張を抑えた設計になっており、豚骨・鶏ガラから引き出したダシの甘みと旨みを静かに輪郭づける役割に徹している。結果として、濃厚でありながらくどさが一切ない——本来であれば矛盾するこの二つの性質を、このスープは平然と成立させている。

表面を覆う鶏油(チーユ)が熱を閉じ込め、スープの温度を最後まで高く保つ。一口ごとに温度・旨み・コクが均一に届く設計は、丼全体が計算し尽くされていることの証左だ。


鶏油を纏い、スープと一体化する平打ち中太麺

使用するのは家系ラーメンの定番・酒井製麺の平打ち中太麺だ。加水率が適度に高く設定されたこの麺は、表面にしなやかな弾力を持ちながら、内側はしっかりとした密度感がある。

特筆すべきは、麺の表面に鶏油がしっかりと絡んでいる点だ。啜るたびにスープと麺が溶け合い、口の中で「ラーメン」という食べ物が完成する感覚がある。麺単体を食べているのではなく、スープと麺が合わさった「第三の何か」を味わっている——そう表現したくなるほどの一体感だ。

モチモチとした弾力と、ツルリとした喉越しが共存しており、啜る動作そのものが心地よい。茹で加減はやや芯を残した仕上がりで、食べ進めるにつれてスープを吸いながら変化する食感も楽しめる。一杯の中に時間経過による表情の変化まで設計されている印象だ。


家系の儀式 ── スープとライスの黄金律

家系ラーメンにおけるライスは、単なる添え物ではない。濃厚な豚骨醤油スープをひとさじかけて食べると、スープの旨みがご飯の甘みを引き立て、互いの良さを最大化する。寿々喜家のまろやかなスープは、この「スープかけご飯」との相性が特に高く、気づけば交互に口へと運んでいた。

総評

どこを切り取っても角がなく、完璧な球体のようにバランスが取れた一杯。「静」の家系ラーメンと呼ぶにふさわしい、奥行きと包容力を持つスープが寿々喜家の核心だ。1時間半並んでなお、スープを完飲して後悔ゼロ——その事実が、この一杯のすべてを語っている。家系ラーメン界No.1との評価は、伊達ではない。

 


📝 今日のまとめ

整って、食べる。
上星川で、静かに完結した一日。


整い

天然温泉 満天の湯

和漢炭酸泉 × タワーサウナ × オートロウリュ ── 五種の露天で身体の芯からリセット

寿々喜家

豚骨醤油 × 鶏油 × 酒井製麺 ── 「静」の家系ラーメンで魂を満たす


上星川駅から徒歩1分の『満天の湯』で、和漢炭酸泉・タワーサウナ・オートロウリュを制覇し、身体の老廃物をすべて洗い流した。そのまっさらな五臓六腑を携えて向かったのが、家系No.1との呼び声も高い『寿々喜家』。1時間半並んで着丼したラーメンは、豚骨醤油のまろやかなスープが静かに、しかし確実に全身へと染み渡る一杯だった。スープを完飲して、後悔ゼロ。

空っぽにした身体だからこそ、
旨みが、どこまでも沁みた。

 


最後まで読んでいただきありがとうございます!
気になった方は「スター」やコメントで教えてください🔥

 

14階の夜景でととのった夜。── 風雲児×スカイスパで横浜を完全攻略

  • 訪問日:2026年4月29日(水曜日・祝)
  • エリア:横浜駅周辺

🍽️ MESHI|風雲児 横浜店

基本情報

店名 風雲児 横浜店
ジャンル ラーメン・つけ麺
住所

神奈川県横浜市神奈川区鶴屋町1-41 ザ・ヨコハマフロント 1F

アクセス 横浜駅西口から徒歩3分
営業時間

11:00~23:00(LO 22:00)

予算 ¥1,000〜¥2,000 / 人
予約 不可

 

 

新宿に本店を構え、いまや国内屈指の知名度を誇るつけ麺専門店『風雲児』。その横浜店にて、最上位メニューである「得製つけめん(大盛り)」を実食した。

 

冷水で締めた太麺 ── 小麦の香りと凄まじい弾力

艶やかな光沢を放つ太麺は、提供直前に冷水でしっかりと締められている。表面のぬめりが取れ、芯まで引き締まった食感は、箸で持ち上げた瞬間からその密度が伝わってくる。

そのまま一啜りすると、まず小麦本来の香りが力強く鼻に抜ける。咀嚼するごとに弾力が凄まじく、「噛む」という行為そのものが快楽になるような感覚だ。スープに浸す前でもすでに完成されており、風雲児の麺への矜持が伝わってくる。

 

魚介豚骨の濃厚スープ ── クリーミーなコクとエッジの効いたパンチ

丼に鎮座するスープは、魚粉がこれでもかと盛られ、表面はドロリとした質感を呈している。見た目の重厚感だけで、すでに期待値が上限を超えてくる。

麺をたっぷりと潜らせ、一気にすする。口に広がるのはクリーミーで深みのある豚骨のコクと、魚介由来のエッジの効いたパンチが重なり合う複雑な旨味だ。まろやかさの奥に確かなキレがある。二つの方向性が融合しながら、互いを消し合わず共存している。

スープの温度も計算されており、冷たく締まった麺と合わさることで口内でちょうど良いコントラストが生まれる。一口ごとに輪郭が変化し、食べ飽きさせない奥行きがある。

 

三種のトッピング ── それぞれがスープと共鳴する

チャーシューは、箸を当てるだけでホロリと崩れる柔らかさ。じっくり煮込まれた肉の旨味がスープに溶け出し、一体感を生む。

メンマは、コリコリとした独自の歯ごたえが、濃厚なスープの中に明確なアクセントを刻む。主張しすぎない塩加減も絶妙。

半熟味玉は、割った瞬間にトロリと溶け出す黄身が、スープ全体をよりまろやかに包み込む。出汁の染み方まで丁寧で抜かりがない。

「得製」とは単なるボリュームの多さではなく、各トッピングの質と役割が明確に設計されているという意味でもある。三種それぞれがスープの異なる側面を引き出し、一杯全体の完成度を底上げしている。

 

🧖 SAUNA|スカイスパYOKOHAMA

基本情報

施設名 スカイスパYOKOHAMA
住所 横浜市西区高島2-19-12 スカイビル14F
アクセス 横浜駅東口から徒歩5分
営業時間 AM10:30~AM8:30
定休日 不定休
料金

平日:2,600円 / 土日祝:3,300円

(一般入浴コースの場合)

公式サイト   リンク
 

 

横浜駅東口から徒歩すぐのスカイビル14階に位置する『スカイスパYOKOHAMA』。今回は宿泊目的で利用したが、日帰り入浴も受け付けており、観光やビジネスの合間に立ち寄ることも十分に可能だ。サウナ室から横浜の夜景を一望できるという唯一無二の体験は、一度訪れれば容易に忘れられないものになる。

 

 

14階から望む横浜の夜景 ── 唯一無二の眺望サウナ

扉を開けた瞬間、まず目に飛び込んでくるのは大きな窓の向こうに広がる横浜の夜景だ。みなとみらいの光群、遠くまで連なる街の灯り——薄暗いサウナ室の中に、宝石を散りばめたような光景が浮かび上がっている。

室温は本格的なフィンランド式サウナに相応しい高温設定で、しっかりと発汗を促してくれる。じわじわと汗をかきながらただ夜景を眺めるという行為は、日常では到底味わえない種類の贅沢だ。「能動的に何もしない時間」の価値を、身体で理解させてくれる。

窓に向いてベンチが配置されており、どの席からも視界を遮るものがない。混雑時でも景色を独占できる設計は、施設側の細やかな配慮を感じさせる。

アロマ水が生む熱波 ── 全身を貫くじんわりとした高揚

スカイスパのもう一つの核心が、本格的なセルフロウリュサウナだ。熱したサウナストーンにアロマ水をかけると、ジュッという音とともにきめ細やかな熱気が室内に一気に充満する。

通常の乾式サウナとは異なり、蒸気が肌に纏わりつくように熱を伝えてくる。発汗のスピードが急激に上がり、皮膚の表面から身体の芯まで、均一に温度が行き渡る感覚がある。アロマの香りが鼻腔を満たし、呼吸のたびに体内がリセットされていくような清涼感も得られる。

水をかける量とタイミングを自分でコントロールできるセルフロウリュは、自分好みの蒸し加減を作り出せる点が大きな魅力だ。一杯で一気に攻めることも、少量ずつじっくり温度を上げることも自在にできる。

 

水風呂から窓際チェアへ ── 天空でととのう

限界まで蒸されたのち、水風呂へ移行する。サウナで火照った身体に冷水が触れると、皮膚が瞬時に引き締まり、毛穴が閉じていく感覚が鮮明にわかる。温冷の落差が大きいほど、その後の「ととのい」の深度も増す。

そして水風呂を出たら、窓際に並ぶリクライニングチェアへ。外気を取り込んだひんやりとした空気の中で横になると、血流が全身を巡り始め、頭が浮遊するような感覚——いわゆる「ととのい」——が訪れる。

この状態で目を開ければ横浜の夜景、目を閉じれば深い浮遊感。視覚と内感覚の両方が同時に最大化される、ここでしか体験できない瞬間だ。サウナ・水風呂・外気浴という一連のルーティンを、14階という非日常の空間で完結できること自体が、スカイスパ最大の価値と言っていい。

 

総評

横浜駅直結という抜群のアクセスでありながら、14階から一望する夜景・本格ロウリュ・外気浴の三拍子が高次元で揃う、首都圏でも稀有なサウナ施設だ。宿泊での一泊利用はもちろん、日帰りでも十二分に体験の密度を得られる。サウナを「整うための手段」ではなく「体験そのもの」として昇華させたい方に、自信を持って勧められる一軒だ。

 


📝 今日のまとめ

横浜で過ごしたこの一日の締めは、「食」と「整い」が見事に完結した、理想的な休日となった。

まず向かったのは、新宿に本店を構える行列必至のつけ麺専門店『風雲児』横浜店。看板メニュー「得製つけめん(大盛り)」は、冷水でキュッと締められた弾力抜群の太麺と、魚粉をたっぷり盛ったドロリと濃厚な魚介豚骨スープの組み合わせが圧巻だった。ホロリと崩れるチャーシュー、コリコリのメンマ、トロリと溶ける半熟味玉——三種のトッピングがスープと完璧に共鳴し、最後のスープ割りまで一切の隙がない。訪問前の期待を、軽々と上回ってきた。

そして向かったのは、横浜駅東口から徒歩すぐのスカイビル14階に位置する『スカイスパYOKOHAMA』。扉を開けた瞬間、サウナ室の大きな窓の向こうにみなとみらいの夜景が広がる——その非日常は、他のサウナ施設では到底代替できない。本格的なセルフロウリュでアロマ水を注ぐと、きめ細やかな熱気が全身を包み込み、身体の芯からリセットされていく感覚が得られた。水風呂で温冷差を最大化したのち、窓際のリクライニングチェアで夜景を眺めながらととのう——この一連の流れが、横浜という舞台を得てはじめて完成する。

濃厚なつけ麺の罪悪感は、14階の熱気と水風呂が綺麗に洗い流してくれた。

食欲を極限まで満たし、身体を天空でととのえる。この二つが横浜駅から徒歩圏内で完結するという事実は、この街を「最強の一日遠征地」候補として、静かに格上げさせてくれた。

 


最後まで読んでいただきありがとうございます!
気になった方は「スター」やコメントで教えてください🔥

 

【山王温泉 喜多の湯】岩盤浴で整う、食事で満たされる。至福の一日レポート

  • 訪問日:2026年5月16日(土曜日)
  • エリア:名古屋市・山王駅周辺

🧖 SAUNA|山王温泉 喜多の湯

基本情報

施設名 山王温泉 喜多の湯
住所

愛知県名古屋市中川区山王1-601

アクセス 山王駅から徒歩3分
営業時間 9:00〜24:00
定休日 不定休
料金

平日:880円 / 土日祝:980円

公式サイト  リンク

 

普段はサウナを目的に訪れている施設だが、今回はGW明けの疲労回復を目的に、初めて岩盤浴エリアを利用した。

今日のメインは岩盤浴なので、温泉・サウナの詳細レビューはまた別の機会に譲る。

名古屋駅から一駅、山王駅より徒歩3分というアクセスの良さは言わずもがな。岩盤浴の前に温泉で汗腺をほぐしてから、いよいよ岩盤浴エリアへと移行した。

 


楽癒房

漢方系のアロマが漂う薄暗い室内は、和モダンな意匠で統一されており、落ち着いた雰囲気が心地よい。岩盤の熱はサウナのような即効性はないものの、背中から体の芯へとじわじわと浸透し、30分が経過したことに気づかないほどの深いリラックス感が得られた。発汗量は多いが、べたつきが少ない点も好印象だ。

氷壇房・中庭

岩盤浴後に利用できる冷却室。火照った体を一気に引き締める効果があり、サウナ後の水風呂と同様の温冷交代浴として機能する。その後、中庭での外気浴へと続く動線も自然で、全身がゆっくりと整っていく感覚を味わえた。

岩塩房

岩塩の蒸気を取り入れた部屋で、天然石の上に横たわる形式。発汗は最も速く、空気の清涼感が際立つ。石の硬さが気になるかと思いきや、体のラインに沿って馴染むため、違和感はほとんどない。

熱気房

岩盤浴エリア専用のサウナ室。静粛な環境で、混雑していない時間帯はほぼ貸し切りに近い状態で利用できた。

 

マンガコーナーも充実していた。

まとめ

サウナとは異なる、穏やかで持続的な回復感が岩盤浴の特徴だと感じた。疲労の質や目的に応じて、サウナと使い分ける価値が十分にある施設だ。アクセス・設備・雰囲気のいずれも水準が高く、次回以降も定期的に利用したいと思う。

 


🍽️ MESHI|旨み処 HACHI (山王温泉 喜多の湯内)

基本情報

店名 旨み処 HACHI 
ジャンル 食堂
住所 愛知県名古屋市中川区山王1-601
アクセス 山王駅から徒歩3分
営業時間

11:00~23:00

予算 ¥1,000〜¥2,000 / 人
予約 不可

 

岩盤浴を満喫した後は、館内の食事処へ。注文したのは「とり天と彩り野菜の黒酢あんかけ定食」だ。

以前であれば手が伸びなかったであろうヘルシー志向のメニューだが、年齢を重ねるにつれて野菜本来の味わいを好むようになったことを、改めて実感する一品だった。

 

 

付け合わせには、かぼちゃ・れんこん・なす・しめじ・パプリカと、彩り豊かな素揚げ野菜が並ぶ。それぞれが持つ自然な甘みをしっかりと引き出しており、素材の個性を丁寧に活かした仕上がりだ。

メインのとり天は、繊細な肉質の中に旨味がしっかりと凝縮されており、黒酢あんとの相性も申し分ない。

酸味と甘みのバランスが取れたあんが全体をまとめ、最後まで飽きのこない味わいに仕上がっている。

特筆したいのは、定食に添えられた味噌汁だ。岩盤浴でたっぷりと汗をかいた後ということもあり、出汁の香りと塩味が全身に染み渡るような満足感があった。身体が本当に必要としているものを、的確に補ってくれる一杯だったと言っていい。

岩盤浴後の食事として、これ以上ない選択だ。

 


📝 今日のまとめ

普段はサウナを目的に訪れている喜多の湯だが、今回初めて岩盤浴エリアを通して体験し、その完成度の高さに改めて気づかされた。

じわじわと体の芯まで届く熱と、温冷交代の心地よいリズムは、サウナとはまた異なる深い回復感をもたらしてくれる。

食事処の定食も素材の丁寧さが光り、汗をかいた後の身体に真摯に寄り添う内容だった。疲労回復を目的とした一日の過ごし方として、申し分のない選択だったと感じている。


最後まで読んでいただきありがとうございます!
気になった方は「スター」やコメントで教えてください🔥

 

【サウナ飯】愛知・東海市で「食と整い」を完全制覇|三宝亭の全とろ麻婆麺 × 福寿の湯サウナ

  • 訪問日:2026年4月12日(日曜日)
  • エリア:東海市・高横須賀駅/太田川駅周辺

🍽️ MESHI|三宝亭 東海店

基本情報

店名 三宝亭 東海店
ジャンル 中華・ラーメン
住所

愛知県東海市高横須賀切通77-1

アクセス 高横須賀駅から徒歩5分
営業時間

11:00~14:30(LO 14:00) /17:00~21:00(LO 20:30)

〈水曜定休〉

予算 ¥1,000〜¥2,000 / 人
予約 不可

 

総評

新潟県発祥の人気中華チェーン『三宝亭』の東海店を訪問した。チェーン店という先入観を良い意味で裏切る、クオリティへのこだわりが随所に感じられる一軒だ。豊富なメニュー構成と安定したオペレーションを持ちながら、専門店に引けを取らない味の完成度を備えている。

 

三宝亭 東海店|注文内容

メニュー 価格
全とろ麻婆麺(看板メニュー・商標登録) ¥1,133
餃子3個・半ライスセット ¥385
半炒飯 ¥495
合計 ¥2,013

 

各料理のレビュー

全とろ麻婆麺 ★★★★★

三宝亭が商標登録を取得するほど自信を持つ看板メニュー。スープ全体が麻婆豆腐の「あん」で構成されており、その濃度は想像を超えるものがある。箸を差し込む際に感じる重みが、そのとろみの密度を如実に物語っている。

着丼と同時に花椒の清涼感ある香りが広がり、食欲を強く刺激する。一口含むと、唐辛子の辛味・花椒の痺れ・挽肉の旨味が複雑に絡み合い、奥行きのある味わいが口中に展開される。自家製の中太麺との絡みも非常によく、最後まで温度と風味が持続する点も高く評価できる。

半炒飯 ★★★★☆

ラードの旨味と香ばしさをまとったパラパラ系の正統派炒飯。麻婆麺の強烈な刺激の合間に挟むことで、卵の穏やかな甘みがより際立ち、味覚のバランサーとして機能する。単品としての完成度も高い。

餃子 ★★★★☆

焼き目のパリッとした食感と、モチモチの皮が好対照をなす。噛んだ瞬間に溢れる肉汁と野菜の甘みのバランスが秀逸で、追加注文を検討させるほどの完成度だ。

 


推奨の食べ方

麺を食べ終えた後、丼に残った「全とろ麻婆あん」に半ライスを加える食べ方を強く推奨する。即席の麻婆丼として成立し、麺とは異なる新たな味わいの局面が開ける。米の甘みが麻婆あんの旨味をさらに引き出し、最後の一口まで満足度が持続する。

 


まとめ

¥2,013という価格帯で、麻婆麺・炒飯・餃子・麻婆丼という多彩な中華の醍醐味を一度に堪能できるコストパフォーマンスは、率直に言って圧倒的だ。辛味・痺れ・香ばしさ・旨味が高次元でバランスを保っており、満足度の高い食体験が約束される。本格的な中華を気軽に楽しみたい方に、自信を持っておすすめできる一軒である。

 
 

🧖 SAUNA|福寿の湯

基本情報

施設名 福寿の湯
住所 愛知県東海市大田町庄之脇1番地
アクセス 太田川駅から徒歩10分
営業時間 10:00〜22:00
定休日 木曜日、1月1日〜1月3日
料金

平日:850円 / 土日祝:950円

公式サイト  リンク

総評

三宝亭からも太田川駅からもおよそ徒歩約10分という好立地に位置する『福寿の湯』。館内は全体的に清潔感が保たれており、落ち着いた雰囲気の中でゆったりと過ごせる。温泉の種類の豊富さと、スーパー銭湯の枠を超えたサウナのクオリティが、この施設の最大の強みだ。

浴場・温泉設備

内湯・露天ともに設備が充実しており、訪問時は思わず浴場を一周してしまったほどだ。

 

福寿の湯|浴場・温泉設備

設備 特徴
かわり湯 飛騨の温泉を再現した期間限定湯
炭酸温泉 血行促進・疲労回復に効果的
ジェットバス 噴流による全身マッサージ効果
電気風呂 微弱電流による独特の刺激
岩風呂(露天) 開放感のある大型岩風呂
シルク風呂(露天) 肌当たり柔らかな白濁湯

 

「必要なものが全て揃い、不要なものは一切ない」——そう形容したくなるような、洗練された構成が印象的だ。過剰な演出がない分、純粋に湯を楽しむことに集中できる。

 


温度設定

スーパー銭湯という業態において、サウナの温度設定は妥協されているケースが少なくない。しかし福寿の湯のサウナは、その常識を覆す本気の温度設定だ。室内に入った瞬間、肌を刺すような熱気が出迎え、短時間で十分な発汗が得られる。熱量の密度が高く、銭湯サウナとしては上位クラスの実力と言えるだろう。

水風呂

キンキンに冷えた水温が維持されており、サウナ後の火照った身体に対して即座に効果を発揮する。水質もクリアで、不快感なく長めに浸かることができる。サウナとの温度差が明確であるため、血管の収縮・拡張のサイクルが鮮明に感じられる。

外気浴スペース

椅子とデッキが十分な数配置されており、サウナ後の外気浴スペースとして申し分ない環境が整っている。待機することなく横になれる点は、混雑しがちな施設では特に評価できるポイントだ。水風呂後にデッキへ横たわると、体表から熱が抜けていくとともに、深いリラクゼーション状態——いわゆる「ととのい」——へと自然に導かれる。

「ととのい」体験

サウナ→水風呂→外気浴という一連のサイクルが、この施設では非常にスムーズに実践できる。動線が短く、各設備間の移動にストレスがない点も見逃せない。繰り返すごとに深まる弛緩感と、全身の細胞レベルから洗い直されるような清澄感は、スーパー銭湯のそれを明確に超えている。

 

まとめ

充実した温泉設備に加え、本気のサウナ環境を兼ね備えた『福寿の湯』は、東海エリアにおいて高いコストパフォーマンスを誇る施設だ。特にサウナ愛好家——いわゆる「サウナー」——にとっては、温度・水風呂・外気浴の三拍子が揃った、満足度の高い選択肢となるだろう。

 


📝 今日のまとめ

愛知県東海市で過ごしたこの一日は、「食」と「整い」が見事に完結した、理想的な休日となった。

新潟発祥の本格中華チェーン『三宝亭 東海店』では、商標登録された看板メニュー「全とろ麻婆麺」を筆頭に、炒飯・餃子・麻婆丼を2,013円で制覇。花椒の痺れと濃厚なとろみあんが織りなす味の四重奏は、訪問前の期待を大きく上回るものだった。

そして徒歩10分、『福寿の湯』へ。飛騨の湯を再現したかわり湯からシルク風呂まで、多彩な温泉設備が出迎える中、真打ちはやはりサウナだ。スーパー銭湯の域を超えた本気の熱さ、キンキンの水風呂、そして十分な外気浴スペース——三拍子揃った環境で、体の芯からリセットされる「ととのい」を存分に堪能した。

ハイカロリーの罪悪感は、湯けむりとともに消えた。

食欲を満たし、身体を整える。この二つが一日で完結する東海市は、日帰り遠征先として、密かに最強クラスの候補地かもしれない。

 


最後まで読んでいただきありがとうございます!
気になった方は「スター」やコメントで教えてください🔥

 

【サウナ飯】『林檎の湯屋おぶ~』でととのう → 『半蔵』で至福の一杯🍺

  • 訪問日:2026年3月28日(土曜日)
  • エリア:松本市・南松本駅周辺

🧖 SAUNA|りんごの湯屋おぶ~

基本情報

施設名 りんごの湯屋おぶ~
住所 長野県松本市石芝3-9-44
アクセス 野溝口バス停から徒歩5分
営業時間 9:00〜23:00
定休日 不定休(年に3回)
料金

平日:900円 / 土日祝:1,000円

公式サイト  リンク

まず足を踏み入れて驚かされるのは、露天風呂のバリエーションの豊かさだ。なかでも美肌効果で知られる「ナノ炭酸泉」は、この施設の目玉のひとつといえる。湯に浸かった瞬間、無数の微細な気泡が肌をやさしく包み込み、その感触は他の炭酸泉とは一線を画す。石造りの浴槽に身を沈めながら、流れる湯の音に耳を傾け、松本の開けた空を見上げる——そのひとときは、日常の喧騒を忘れさせてくれる静謐な体験だ。


サウナエリアには、オートロウリュ式のメインサウナとセルフロウリュサウナの2種類が用意されている。いずれも温度・湿度ともに高水準に保たれているにもかかわらず、熱気に不快なくどさがない。芯からじんわりと温まる感覚は、蓄積した疲労を丁寧にほぐしていくようで、質の高さを実感できる。


特筆すべきは水風呂のクオリティだ。一人用の壺型という設計が、完全な没入感をもたらす。北アルプス山麓の清冽な天然水を使用しており、上がった身体をすみやかに鎮静。「冷たい」という刺激よりも「清々しい」という言葉が似合う、まろやかな肌触りが印象的だった。


外気浴スペースでそよ風を受けながら、「ととのい」の深度が通常の施設とは異なると感じた。水・空気・空間——三つの要素が高い次元で揃ったとき、ととのいはさらにその先へ連れていってくれる。本格的なサウナ体験を求める方に、自信を持っておすすめできる施設だ。

 


🍽️ MESHI|半蔵 松本駅前店

基本情報

店名 半蔵 松本駅前店
ジャンル 居酒屋
住所 長野県松本市中央1-5-3 ロングタイムアベニュー 1F
アクセス 松本駅から徒歩2分
営業時間

日曜日
14:00~24:00
(L.O.23:30)

月~木曜日
17:00~翌1:00
(L.O.24:30)

金曜日
17:00~翌3:00
(L.O.2:30)

土曜日
14:00~翌3:00
(L.O.2:30)

祝日
ディナー 14:00~24:00
(L.O.23:30)

祝前日
ディナー 17:00~翌3:00
(L.O.2:30)

予算 ¥2,000〜¥4,000 / 人
予約

 

メニューを開いた瞬間から、この店の本気が伝わってくる。山賊焼き、信州そば、野沢菜天ぷら、おたぐり(馬のもつ煮)、合鴨の炙り焼き、飯田おでん——信州・長野が誇る名物料理が、これほど一堂に揃う居酒屋はそう多くない。何を頼むか悩む時間さえ、旅の醍醐味のひとつだ。

 

山賊焼き(★★★★★)

松本を訪れたなら、まず外せない一品。信州ソウルフードの代名詞とも呼べる山賊焼きは、その名の由来も興味深い——「山賊は物を取り上げる=鶏(とり)を揚げる」という洒落が語源とされており、「焼き」という名称の中にすでに「揚げ」の意味が内包されている。

肝心の味は、期待を上回るものだった。ザクザクとした力強い衣の内側には、驚くほどしっとりと柔らかい鶏肉。厚みがあるにもかかわらず歯切れが良く、噛み締めるたびに熱々の肉汁が溢れ出す。ニンニクと醤油が効いた力強い風味と、揚げたての香ばしさが重なり、白米との相性は抜群。思わず単品ごはんを追加注文したほどだ。生ビールとの組み合わせは、言うまでもない。

 

野沢菜天ぷら × 地酒『大雪渓』(★★★★★)

北アルプスの雪解け水で仕込まれた地酒・大雪渓は、キリッとした淡麗な飲み口で、料理の味を引き立てる名脇役だ。合わせた野沢菜の天ぷらは、シャキッとした食感の中に乳酸発酵由来の旨味と酸味が凝縮されており、絶妙な塩気が酒の杯を進める。信州の風土が生んだ食材と酒が、皿の上で見事に調和していた。

 


📝 今日のまとめ

サウナで整えて、地酒で乾杯して、信州の旨いものを食べる。それだけで、松本の旅は完成する。難しいことは何もない。ただ、身体と舌に正直に過ごす一日——それが、ここでは自然とできてしまう。次の旅先を迷っているなら、松本を候補に入れてみてほしい。後悔はしないと思う。


最後まで読んでいただきありがとうございます!
気になった方は「スター」やコメントで教えてください🔥