- 訪問日:2026年4月30日(木曜日)
- エリア:横浜市・上星川駅周辺
🧖 SAUNA|天然温泉 満天の湯
基本情報
| 施設名 | 天然温泉 満天の湯 |
|---|---|
| 住所 | 神奈川県横浜市保土ケ谷区上星川3丁目1-1 |
| アクセス | 相鉄線 上星川駅 北口より徒歩1分 |
| 営業時間 | 6:00〜25:00 |
| 定休日 | 不定休 |
| 料金 |
平日:1,150円 / 土日祝:1,200円 |
| 公式サイト | リンク |

相鉄線「上星川駅」北口を降りて徒歩わずか1分。階段を登った先に現れるのは、江戸時代の日本を思わせる風情ある佇まいの建物だ。ニフティ温泉ランキングで毎年上位をキープし続ける『天然温泉 満天の湯』は、その外観だけで施設への本気度が伝わってくる。実際に浴場へ足を踏み入れると、スーパー銭湯の枠組みをはるかに超えた、温浴体験の奥深さがある。
内湯エリア
攻めのラインナップ ── ハーブ湯・炭酸風呂・電気風呂が揃う
浴場に入ると、かわり湯(ハーブ)・高濃度炭酸風呂・電気風呂・各種ジェットバスと、バリエーション豊かな湯が一堂に会している。どこから攻めるか迷う贅沢が、最初から用意されている。
ハーブのかわり湯
有効成分が身体の芯までじんわり浸透。凝り固まった筋肉をほぐし、鼻腔を抜けるハーブの香りが日々のストレスを遠ざける。
高濃度炭酸風呂
細かな気泡が全身を包み、血行促進を促す。長湯でじっくり効かせたい一湯。
電気風呂
微電流が筋肉を刺激し、疲労回復に効果的。強度は座る位置で調整可能。
各種ジェットバス
水流が肩・腰・足裏などの疲れたポイントをピンポイントでほぐしてくれる。
特筆すべきは、スタッフが浴槽へフレッシュなハーブの煮出し汁を追加投入してくれるサービスだ。香りの濃度が一気に跳ね上がり、浴場全体がアロマに包まれる。人の手が加わることで温泉が「生きる」——その体験は、施設の温浴への真摯な姿勢を如実に示している。
露天エリア
湯の楽園 ── 和漢炭酸泉を筆頭に五種が揃う
満天の湯の真骨頂は、開放感抜群の露天エリアにある。岩風呂・電気風呂・シルク風呂・壺湯・寝湯と、個性の異なる五種が並ぶ。
中でも圧倒的な存在感を放つのが「和漢炭酸泉」だ。炭酸のシュワシュワとした刺激と、厳選生薬エキスの奥深い香りが絶妙に共存する、ハイブリッドの至高湯。炭酸が毛穴から全身へと染み渡りながら、生薬の有効成分が内側から身体を整えていく。単なる炭酸泉の枠では到底語れない、独自の体験がここにある。
サウナ
タワーサウナ × スチーム塩サウナ ── 二本柱で全方位をカバー
サウナは「タワーサウナ」と「スチーム塩サウナ」の二本柱構成で、どちらも本格的なクオリティを誇る。
タワーサウナはその名の通り縦に高い構造で、上段に行くほど温度が上昇する。最上段に座ると、熱量が全身を包み込む感覚が明確に増す。そこに絶妙なタイミングで押し寄せるオートロウリュ。室内の湿度が一気に引き上げられ、乾式サウナとはひと味異なる、じわじわと深く浸透する発汗が始まる。
スチーム塩サウナは、蒸気と塩の相乗効果で美肌効果が期待できる。タワーサウナで強く攻めたあと、こちらでマイルドに仕上げる二段構えが効果的だ。サウナ専門施設に引けを取らない設備と熱量は、スーパー銭湯の概念を軽々と超えてくる。
水風呂でしっかりクールダウンした後は、露天デッキのチェアへ。肌を撫でる冷たい外気の中で空を仰ぐ——都会の喧騒のすぐそばにいるはずなのに、ここだけは時が止まったように静かだ。「ととのい」の質と深度において、満天の湯は確かに上位クラスだと確信した。
総評
個性豊かな内湯・五種揃う露天・本格二本立てサウナ・スタッフによる手厚いサービス——すべての要素において、スーパー銭湯の水準を大きく上回っている。ニフティ温泉ランキング上位常連という評価は、訪れれば一浴で納得できる。横浜エリアで「本物の温浴体験」を求めるなら、満天の湯は外せない一軒だ。
🍽️ MESHI|寿々喜家 本店
基本情報
| 店名 | 寿々喜家 本店 |
|---|---|
| ジャンル | ラーメン(家系) |
| 住所 | 神奈川県横浜市保土ケ谷区上星川2-3-1 1F |
| アクセス | 相鉄線 上星川駅 北口より徒歩10分 |
| 営業時間 |
月・木・金・土・日・祝日 火 水
■ 定休日 |
| 予算 | ¥1,000〜¥1,500 / 人 |
| 予約 | 不可 |
家系ラーメン界でNo.1との呼び声も高い『寿々喜家』。16時頃から並び始め、入店まで約1時間半を要した。その待ち時間さえも、この一杯への期待を高める助走と捉えれば苦にならない——そう思わせるだけの実力が、確かにある。

ラーメン中+ライス
お好み:麺かため・油普通・味普通
¥1,000
スープベース
豚骨 × 鶏ガラ
タレ
醤油カエシ
油
鶏油(チーユ)
麺
酒井製麺 平打ち中太麺
スープ
「おだやか」の奥に、どこまでも続く旨み
レンゲでスープをひとすくいし、口に運ぶ。第一印象は意外なほど「おだやか」だ。豚骨と鶏ガラを丁寧に炊き出した旨みが、驚くほどまろやかに抽出されており、刺激よりも包容力を感じさせる立ち上がりである。
しかし飲み込んだ後に、このスープの本質が姿を現す。余韻として残る旨みの層が、喉の奥から胸にかけてじわじわと広がり、いつまでも消えない。「深い」という形容がこれほど的確に当てはまるスープは、そうあるものではない。
醤油のカエシは主張を抑えた設計になっており、豚骨・鶏ガラから引き出したダシの甘みと旨みを静かに輪郭づける役割に徹している。結果として、濃厚でありながらくどさが一切ない——本来であれば矛盾するこの二つの性質を、このスープは平然と成立させている。
表面を覆う鶏油(チーユ)が熱を閉じ込め、スープの温度を最後まで高く保つ。一口ごとに温度・旨み・コクが均一に届く設計は、丼全体が計算し尽くされていることの証左だ。
麺
鶏油を纏い、スープと一体化する平打ち中太麺
使用するのは家系ラーメンの定番・酒井製麺の平打ち中太麺だ。加水率が適度に高く設定されたこの麺は、表面にしなやかな弾力を持ちながら、内側はしっかりとした密度感がある。
特筆すべきは、麺の表面に鶏油がしっかりと絡んでいる点だ。啜るたびにスープと麺が溶け合い、口の中で「ラーメン」という食べ物が完成する感覚がある。麺単体を食べているのではなく、スープと麺が合わさった「第三の何か」を味わっている——そう表現したくなるほどの一体感だ。
モチモチとした弾力と、ツルリとした喉越しが共存しており、啜る動作そのものが心地よい。茹で加減はやや芯を残した仕上がりで、食べ進めるにつれてスープを吸いながら変化する食感も楽しめる。一杯の中に時間経過による表情の変化まで設計されている印象だ。
ライス
家系の儀式 ── スープとライスの黄金律
家系ラーメンにおけるライスは、単なる添え物ではない。濃厚な豚骨醤油スープをひとさじかけて食べると、スープの旨みがご飯の甘みを引き立て、互いの良さを最大化する。寿々喜家のまろやかなスープは、この「スープかけご飯」との相性が特に高く、気づけば交互に口へと運んでいた。
総評
どこを切り取っても角がなく、完璧な球体のようにバランスが取れた一杯。「静」の家系ラーメンと呼ぶにふさわしい、奥行きと包容力を持つスープが寿々喜家の核心だ。1時間半並んでなお、スープを完飲して後悔ゼロ——その事実が、この一杯のすべてを語っている。家系ラーメン界No.1との評価は、伊達ではない。
📝 今日のまとめ
整って、食べる。
上星川で、静かに完結した一日。
整い
天然温泉 満天の湯
和漢炭酸泉 × タワーサウナ × オートロウリュ ── 五種の露天で身体の芯からリセット
食
寿々喜家
豚骨醤油 × 鶏油 × 酒井製麺 ── 「静」の家系ラーメンで魂を満たす
上星川駅から徒歩1分の『満天の湯』で、和漢炭酸泉・タワーサウナ・オートロウリュを制覇し、身体の老廃物をすべて洗い流した。そのまっさらな五臓六腑を携えて向かったのが、家系No.1との呼び声も高い『寿々喜家』。1時間半並んで着丼したラーメンは、豚骨醤油のまろやかなスープが静かに、しかし確実に全身へと染み渡る一杯だった。スープを完飲して、後悔ゼロ。
空っぽにした身体だからこそ、
旨みが、どこまでも沁みた。
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